STATEMENT
コロナもようやく落ち着きを見せたその年の初めに「365日毎日写真を撮る」という自分ルールを決めた。
365日毎日写真を撮り続けることで自分にとっての写真とは一体なんなのかを何度も考えさせられた。
何も撮りたくないと感じる日もあったし自然とカメラを構えてしまう瞬間もあった。
普段なら気にも留めないようなことに目を向けては立ち止まり、シャッターを切った。
ただひたすら毎日カメラを向けてはシャッターを切り、その日その瞬間、自分の見た景色が「写真」として過去になる。
写真は過去のものと解っていたようで、解ったつもりになっていただけなのかもしれない。
昨日撮ったあの景色を、今日また見たいと思っても見れるとは限らない。
写真に写るあの人も、実際はもうこの世にいないかもしれない。
それでも写真の中では生き続ける。
全てその瞬間、その場所に自分がいなければ出会うことの無い
見ることのできない、感じることのできない瞬間なのだ。
*同テーマのZINEを制作(限定50部)。会期中に完売。

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